archive:鶴田幸恵
ReaD研究者-鶴田幸恵
http://read.jst.go.jp/public/cs_ksh_008EventAction.do?action4=event&lang_act4=J&judge_act4=2&knkysh_name_code=6000003798
奈良女子大学-鶴田幸恵
http://www.nara-wu.ac.jp/liaison/data2007/kenkyuu.files/s_tsuruta.html
「「真のTS(トランスセクシュアル)」をめぐる実践と精神療法」
関東社会学会第49回大会(2001) 第5部会:戦後日本〈トランスジェンダー〉の社会学
http://wwwsoc.nii.ac.jp/kss/congress/49/points_section05.html#report_05
「第6章 「金八」以降の知識の広まりは何をもたらしたか──FtMカテゴリー使用の論理── 」
石田 仁 編 『性同一性障害──ジェンダー・医療・特例法』2008年9月30日・御茶の水書房 刊、ISBN:978-4-275-00806-0
http://www.geocities.jp/webhitoshi/gid_contents.html
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ここのところ、女性から男性へのトランスジェンダー・性同一性障害であるFtMの数が、「増えている」という。それは、2001年10月から2002年3月にかけてTBSで放送された「3年B組金八先生第6シリーズ」以降のことだと、インタビューをしたFtMたちは断言する。そのドラマでFtMが取り上げられたのを見て、自分がFtMだと思うようになった人が多く現われた、というわけだ。FtM人口が増えるのに伴って登場したとされるのが、“なんちゃって”と呼ばれる人びとだ。“なんちゃって”は、FtMの下位カテゴリーであり、FtMコミュニティのなかで、時には暗に、時にはあからさまになされる批判の対象となっている。“なんちゃって”とはどういう人のことなのだろうか。“なんちゃって”とそうではないFtMは、同じように自分を女ではないとカテゴリー化するという共通点を持ちながら、どのような差異を持っているとされているのだろうか。すなわち、“なんちゃって”とそうではないFtMは、どのような基準によって異なるカテゴリーだとされているのだろうか。それを、トランスジェンダー・性同一性障害当事者へのインタビュー・データをもとに記述しようというのが、本稿の目的である。
はじめに──“猫も杓子もFtM”
I “なんちゃって”の登場
1. “モラトリアム”期間の産出
2. 困った存在の意味
II 男らしさ
1. 「男」としての一貫性
2. 「自然」な「男らしさ」
III ヘテロセクシュアリティ──「レズビアンのタチ」との差異化
1. 男性ホルモン注射を打つ“真剣”さ
2. レズビアンとの恋愛の拒否
おわりに
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